歴史
洲干湊(しゅうかんみなと)と呼ばれた入江の南岸に位置し、1656年から順次埋め立てられて、横浜港開港後は更に埋め立てが進み、1874年(明治6 年)には中村川を隔てた地区は全て陸地化、現在の地勢となりました。
この地区は舟運に関わる人が多く暮らしていたこともあり、中村川には水上生活者が多く、中村川に停泊させた舟の中で生活する子どもたちのために、宿泊施設付きの小学校である日本水上学校がありました。
また、1800 年代後半には、現在の銀座松屋の前身となる「鶴屋呉服店」も営業を開始し賑わいのある町になりました。
さらに1964 年には、桜木町から磯子駅間の根岸線開通によって石川町駅が開業し、元町・山手地区・中華街地区の玄関口としてさらに多くの来街者を迎えることになりました。
元町・山手・中華街の玄関口
JR石川町駅の年間乗降客数は1200万人。山手地区の観光客だけでも年間約200万人を超えています。
石川町地区の後背地には横浜を代表する文化・歴史施設が集積する山手地区があり、年間200万人の観光客が来街しています。今後は訪日外国人観光客の増加も見込まれます。
毎日が楽しい
JR石川町駅南口周辺のひらがな商店街やひらがな商店街ウエストアヴェニュー、駅から元町へ続くアイキャナルストリート、そして日本でも有数の商店街である元町ショッピングストリートではたくさんのイベントが開催されています。
個性あるお店
石川町・元町には700を超える店舗が営業しています。国内でも有名なブランドの本店やファッション・雑貨・ビューティー・ジュエリー・レストラン・バーなど多種多様な店舗が個性豊かな商品とサービスを提供しています。
Day Time
明治創業の菓子舗・花苗がいっぱいの花屋・靴やバッグの修理屋・ヘアサロン・病院など生活圏で営業してきた商店街らしい店舗がたくさんあります。荒物屋さんを覗くと昔懐かしい商品にあえるかもしれません。
Night Time
和食・鮨・イタリアン・トルコ・タイ・無国籍料理と多種多様な料理が楽しめるのが「ひらがな商店街」の魅力です。こじんまりとしたお店が多いので、初めてでもすぐに常連さんの仲間入り、アットホームな雰囲気を楽しめます。
食事をした後は、大人気分でバーはいかが? ワインバー・カクテルバー、300種のウイスキーが揃うバーや懐かしい50年代のソウルミュージックが楽しめるバーまでその日の気分で選べます。